2011年 春
2011年春。
3月11日から、いろいろありました。
あの日から変わってしまった景色も、
変わった事も、変わった意識もあるけれど。
「春だよ」
今年も変わらないメッセージをくれたのは、
この子たち。この景色。
いつも以上に愛おしく思えて、ゆっくりゆっくり山を歩きました。
いつ、一瞬にして景色が変わってしまうかもしれない・・地震国日本で、
変わらない春を迎えられた奇跡に、心から感謝致します。


2011年春。
3月11日から、いろいろありました。
あの日から変わってしまった景色も、
変わった事も、変わった意識もあるけれど。
「春だよ」
今年も変わらないメッセージをくれたのは、
この子たち。この景色。
いつも以上に愛おしく思えて、ゆっくりゆっくり山を歩きました。
いつ、一瞬にして景色が変わってしまうかもしれない・・地震国日本で、
変わらない春を迎えられた奇跡に、心から感謝致します。


全一太鼓の真髄、全一経を遺した原田善吉翁。
翁を、この地、両郷に迎える為、建てた学校。それが、道場。
今から70~80年前、このあたりの子供達は小学校まで出ると、殆どが、
家の農業を手伝うため、その先の学校へは進学しなかったそうです。
そんな時、農家の子供達にも小学校(小学部?)以上の教育をと、
翁を迎えることになりました。
進学したい子へは、相応の勉学を。
字を習いたい子へは、習字を。
悩みを抱えた子へは、精神論を。
なんでも教えてくれる学校だったそうです。
寺子屋みたいなものですね。

幼い頃、この鐘を鳴らすと、
「は~い!いらっしゃい。どちら様ですか?」と
ひとり暮らしの原田善吉翁の娘ドウジョウのおばちゃんの、明るく甲高い声が迎えてくれました。

バケツ一杯の「誘い水」を上から入れて、ガシャガシャこぐと、井戸のお水がジャバ~っと出てきます。
「井戸のお水さぁん、出てらっしゃ~い。って、お誘いするから、誘い水なのよ。」
楽しくて、道場に遊びに来るたび、井戸遊びをしました。
何をやっても褒めてくれる、ドウジョウのおばちゃん。
ヘタクソなピアノを弾いても。
おいしくない、ポテトサラダを作っても。
バランスの悪いお習字を書いても。
「道場」は、家では口うるさく怒られている☆の逃げ場所でした。
自転車に乗れるようになると、一人でも遊びに行ったものです。
大人になってからも、成人式には、振袖を見せに。
敬老の日には、お赤飯を持って。
いつも、いつになっても、褒めてくれました。
道場の生徒用玄関。
桜が満開になったし、思い立って写真を撮ってきました。
この数日後、
ここ数年間施設で暮らしていたドウジョウのおばちゃんは、
穏やかな顔で、ひとり旅立って逝きました。
この道場は、近々取り壊され、さら地にしてしまうそうです。
手入れも管理も出来ない☆には、声に出しては言えません。でも、こっそり・・
壊さないで下さい。お願いします。
ここは園主である父が撮影した写真のギャラリーです。
農園の仕事の合間に少しずつ更新していく予定です。
仕事一本(酒一本)の園主の気晴らしになればと思い、オコガマしくも「ギャラリー」とさせて頂きました。気が向いたら覗いてやってください。
この写真は、写心家 山ちゃん(http://foto-finito.com/)が、早朝から園主を追いかけ回し撮影してくれたものです。
園主が素敵に見えます。(笑)